耳下腺腫瘍

耳の下の腫れ、しこり、もしかしたら耳下腺腫瘍かも!(その5~手術後の経過編)

手術後の経過です。

摘出した腫瘍の画像、抜糸後の傷口の画像があるので、閲覧注意です。

関連記事です。

耳の下の腫れ、しこり、もしかしたら耳下腺腫瘍かも!

その1~発覚編

その2~検査編

その3~入院編

その4~手術編

その5~手術後の経過編(この記事)

その6~おまけ

手術翌日


目が覚めて、顔の麻痺の状況を確認。


左耳の感覚は全くなく、左の頬は一部感覚がありませんでした。


笑うと少しヒョットコ顔になるのと、歯を磨くとき口をゆすごうとすると水が漏れるのは変わらず。

笑うと口がひょっとこっぽくなります。


ただ、話すのは問題なく、発音できない音はありませんでした。

あと、ここで重大な問題が。

目が覚めて、左目が異常に痛いことに気づきました。

手術の影響かなと思って回診に来た先生に聞いたけど、手術の影響ではないと言われました。

じゃ、なんで?という感じでしたが、様子を見ることになりました。

で、あとでわかったのですが、顔の神経の一部が切れたせいで、まばたきがうまくできていなくて、夜寝るときも目がちゃんと閉じていませんでした。

切ったところに多少痛みはあるものの大丈夫でした。

朝食は変わらずお粥と歯ごたえゼロのおかずで、きれいに平らげました。

恐れていたファーストバイト症候群らしきものはありませんでしたが、噛む動作をすると、手術をした顎の付け根の筋肉が動くので、あまり口を大きく開けずに少しずつ食べなければなりませんでした。調子に乗って大口で食べたり硬いものを食べると痛みが強かったです。

あと、やはり、油断すると口から食べ物がこぼれました。

左耳から口の左端までは、歯医者さんで抜歯するときに麻酔を打たれた感覚で、触っても感触がなくてずっとジーンとしていました。

運動開始

左耳の後ろからドレーンは出ていますが、点滴は手術翌日に取ってくれたのでかなり自由になりました。

朝食後は本を読んだり音楽を聴いたりしていましたが、痛み止めもきいていてそれほど痛みはありませんでした。

そうこうしているうちに昼食。

昼食を食べて運動できそうだったので運動することにしました。

左耳の後ろからドレーンのチューブが出ていて、バッグみたいなものに繋がっていました。

このバッグに傷口から出た血とか体液が溜まるのですが、この量が少なくなったらチューブを抜いてくれると言われていました。

耳のうしろから出てるのがドレーンのチューブです。
チューブの先のバッグです。ここに溜まる血とか体液の量が少なくなったら、チューブを引き抜いてくれます。

そして、このバッグはショルダーバッグみたいに肩にかけて移動できます。

そこで、このバッグを肩にかけて病院の階段の上り下りをすることにしました。

病院の地下2階から11階までを往復。

先生の許可はとっていていません。止められたらできないので。

傷を早く治すためには、患部に新鮮な血液と栄養を送って、老廃物を排出させるのがよいはずです。

そして、筋トレで細胞を壊してやれば、成長ホルモンとか傷を治すためのホルモンとかが出るはずです。

そう考えて、まずは階段の上り下り。

約30分。

手には握力を鍛えるグリップ(80キログラムのやつ)。

帰ってきたら腕立て伏せと腹筋。

汗だくになりましたが、シャワーには入れないのでボディーシートで全身をふきました。

階段の往復と筋トレは、入院中は午前、午後と欠かさず続けていました。

そのおかげで、入院前よりも健康になって退院できました。

ドレーン終了

手術から3日後、傷口からの出血量が少なくなったので耳の後ろのチューブを抜いてくれました。

太いチューブを抜くので痛いかな~と思って、抜く時は体にかなり力が入っていましたが、先生がなんかモゾモゾしてるなと思ったらチューブは抜けていました。

神経が無いから痛くなかったんですね。

チューブが抜けて風呂に入れるようになりました。

そして1週間後に抜糸しました。

抜糸も神経が無いので痛みはありませんでした。

退院

本当は1週間くらいで退院できたんですけど、わがまま言って2週間入院させてもらいました。

摘出した腫瘍の検査結果を聞いたり何度か通院の必要があったり、遠方なので通院が大変ということを理由に先生にお願いしたら、あっさりOKで2週間入院させてもらいました。

入院中は、運動して、読書して、ツイッターして、字の練習して、やりたいことをやりまくって入院生活を満喫しました。そして、2週間後退院しました。

検査結果

退院の前日、摘出した腫瘍の検査結果が出ました。

結果は良性の「多形腺腫」でした。

これで一安心です。

摘出した腫瘍の断面です。なかなかグロイですね~。

自宅療養

ここでも先生には助けられました。

さらに経過を見るために1度通院しなければならないのですが、会社に復帰してしまうと通院の都合がつきにくいんですよ。

そこで、先生は「療養期間を2週間要する」旨の診断書を書いてくれました。

自宅療養2週間!

ブラック企業で会社を辞めることばかり考えてる私にとっては最高のプレゼントでした。

後遺症

手術から約半年が経ちました。

左耳は、耳の下半分の感覚がほとんどありません。が、なんか少しづつ、触るとわかるようになってきました。神経切ったはずなのに不思議ですね~。

左の頬の感覚は、ほぼ戻りました。が、もみ上げの少し下の感覚がちょっと変で、そこを触ると耳を触られてるような感じがします。どうやら神経が混線しているみたいですが特に問題はありません。

傷口の痛みはほぼありません。ちょっと敏感なところもありますが、問題なしです。

耳付近に意識をむけると少し違和感はありますが、さすがに半年もすると慣れました。

左目は、手術後1ヶ月くらいまでは、まばたきができていなくて目が乾いて角膜を傷つけてしまっていたので、目に塗る軟膏を処方されて塗っていました。

そして、夜寝る時は、目が開いたままだったのでテープで目を塞いで寝ていました。

1ヶ月後には、普通にまばたきができるようになっていて、寝るときにテープで目を塞がなくても大丈夫になりました。

傷口も大分目立たなくなりました。

手術後1週間の状態。抜糸直後。
手術後約1ヶ月の状態。
手術後約6か月の状態。

多少違和感はあるものの全く問題なしです。

おわりに

以上が私の耳下腺腫瘍の発覚から手術、そして手術後の経過の流れです。

このブログを見ている方は、耳下腺腫瘍の疑いのある方、もしくは手術を前にして不安でいっぱいの方だと思います。

私のケースは、他の方のケースを見るとかなり軽い方だと思いますが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

これから耳下腺腫瘍の手術を受ける方の手術がうまくいきますように《祈》

最後に、おまけとして今回の手術でかかったお金と保険の話を載せておきます。

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