こんにちは。いのりです。
あんこはお好きですか?
私はあんこが大好きです!
なぜかって?
美味しいのもありますが、とにかく身体にイイんです!
そんなあんこの素晴らしさをお伝えします。
この記事でわかること
- あずきの栄養素
- あずきの効果
- 美味しいあんこの作り方
あずき(小豆)について
原産地の定説はありませんが、最近では日本、朝鮮半島、ブータン等で自生しているヤブツルアズキから栽培化されたのではないかと考えられています。
日本での歴史は古く、縄文時代の遺跡から発掘されており「古事記」や「日本書紀」等の話の中にも登場しています。
中国から「赤いあずき」に厄除けの魔力があるという考え方が入り、赤いあずきは祭りや祝い事のときに食べられる風習が広まりました。
小豆(あずき)は寒さに弱い作物ですが、北海道での小豆生産量は国内全体の8割を占めています。
これは、北海道には梅雨が無い為、6月~7月の日射量が多い事や連作に弱い為輪作を確保するのに広大な土地が必要なこと、秋の天候が比較的よく、良質な小豆ができることによるものです。
北海道の小豆は風味がよく、あんの原料や製菓原料として高く評価されています。
天候の影響を受けやすく、年毎の価格変動が大きい為、かつて小豆相場は先物取引などの投機に対象とされ、年によっては「赤いダイヤ」と呼ばれることもあった貴重品でした。
最近は品種改良などで、生産は安定されています。
あずきの栄養・主な含有成分
小豆の主成分は炭水化物ですが、優れたたんぱく質も豊富に含まれています。
また、ビタミン類・カルシウムなどの他、せきを鎮めたんをとる作用が期待される成分、サポニンが含まれています。
あずき(全粒 乾燥)
- 水分 15.5g
- たんぱく質 20.3g
- 脂質 2.2g
- 炭水化物 58.7g
- (うち食物繊維) (17.8g)
- カルシウム 75mg
- 鉄 5.4㎎
- ビタミンB1 0.45mg
- ビタミンB2 0.16mg
- ビタミンB6 0.39mg
(含有量は可食部100gあたり、七訂日本食品標準成分表2018より)
効果
1.ダイエット効果
小豆に多く含まれるビタミンB1には、炭水化物の代謝をサポートする働きがあります。
積極的にビタミンB1を摂取する事により、炭水化物の代謝がスムーズに行われ、蓄積される前にエネルギーとして消費されるようになります。
2.むくみ防止
小豆はカリウムを豊富に含む食材です
カリウムはナトリウム(塩分)と深いつながりがあり、両者のバランスによって体内の水分バランスが変わってきます。
ナトリウムを過剰摂取すると細胞内の水分が溜めこまれ、むくみの原因になりますが、カリウムを摂取することで増えすぎた分の塩分を体の外へ排出し、むくみ対策とつながります。
3.便秘対策
小豆には、不溶性(水に溶けにくい)の食物繊維が多く含まれています。
腸を刺激したり、便を押し出す蠕動運動を促す作用が認められており、便秘対策に有効です。
また、善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える作用もあります。
4.疲労回復
ビタミンB1には炭水化物の代謝をサポートする働きの他にも、疲労回復の代謝を助ける働きもあります。
運動すると「乳酸」という疲労物質が体内に生成されます。
ビタミンB1には、乳酸の代謝を促し、エネルギーに変換する作用があるのですみやかな疲労回復をサポートしてくれます。
5.二日酔い対策
小豆に含まれるサポニンという成分には解毒作用があり、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解をサポートする効果があります。
サポニンは積極的にとることで、原因物質の分解が速やかに進み、二日酔いになりにくくなります。
6.アンチエイジング
小豆には、抗酸化作用の強いポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールといえば赤ワインですが、小豆のポリフェノール含有量は赤ワインよりも多いんです!
ポリフェノールの抗酸化作用は、私たちの体(細胞)を酸化させることにより老化を促進させる「活性酸素」という物質を無害なものにしてくれます。
その結果アンチエイジングに繋がります。
あんこの作り方
私が食べているつぶあんの作り方です。
我が家のあんこのポイントはオリゴ糖を使っているトコロです。
【材料】
- 小豆 250g
- オリゴ糖 200g(お好みで)
- 食塩 一つまみ
【作り方】
1.小豆を計ります。

2.小豆は軽く洗い、小豆が浸るくらいの水を入れて火をつけます。

3.沸騰してから5分くらい煮ます。

4.ざるにあけてアク抜き終了です。

5.圧力鍋に入れて水を700ml入れます。そして鍋に蓋をして加圧。

6.圧力鍋のピンが上がってから15分くらい煮ます。15分後、火を止めてピンが下がるのを待ちます。
7.蓋を開けてヘラでかき混ぜオリゴ糖を少しずつ混ぜながら水分が少なくなってくるまで煮詰めます。

8.好みのかたさになったら完成!

*できたら保存容器(タッパー)に入れ、冷蔵庫で保管します。
いたむのが早いので、2~3日で食べきる様にしてください。

まとめ:あんこを食べて健康に!
ちょっと甘いものが食べたいときに、チョコレートやアイスクリームもいいですが、身体のことを考えたらあんこが最強です。
ちなみに、私は、あんこをタッパーからお茶碗に盛ってスプーンでアイスクリームのように食べています。
嬉しい効果がたくさんあって、オリゴ糖を使えば低カロリーなので、たくさん食べても安心です。
(参考~我が家で使っているオリゴ糖です↓)
私が特に実感している効果は、腸内環境の改善です。
そしてアンチエイジング効果も出ているような気がします。
やはりポリフェノールの抗酸化作用でしょうか?
是非試してみてください。
美味しく食べて健康になりましょう!《祈》
参考
小豆と相乗効果が期待できるオリゴ糖の記事はコチラをどうぞ。